私と春フェス

社員ブログ 荒井

みなさん、こんにちは。今月、誕生日を迎えたこともあり、今回の社内ブログを担当させていただきます、荒井です。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はロックフェスが趣味で、これまでさまざまなイベントに足を運んできました。その中でも特に思い入れがあるのが、神戸で毎年春に開催されているチャリティーフェス「COMING KOBE(通称:カミコベ)」です。

このフェスには、第1回から毎年欠かさず参加しています(いわゆる“全通”です)。

カミコベは、もともと「GOING KOBE」という名前で2005年にスタートしました。最大の特徴は、無料で参加できるチャリティーフェスであること。その理由は明確で、フェスの趣旨が「阪神・淡路大震災を風化させないこと」、そして「神戸から全国の被災地に恩返しをすること」にあるからです。

この精神に共感したアーティストが毎年100組以上参加し、音楽の力で人々を元気づけるだけでなく、被災地への支援や復興のメッセージを届ける場として、多くのアーティストやボランティアが関わり、年々その規模と影響力を広げてきました。

フェスの持つ「自分たちが受けた恩を誰かに返す」という考え方に、私はとても強く共感しています。いわゆる「恩送り」とも言われるこの考え方は、音楽を楽しむという体験に、社会とのつながりや感謝の気持ちを加えてくれる、カミコベならではの魅力だと感じています。

また、以前の実行委員長だった松原裕さんの存在も、私にとって大きな影響を与えてくれました。ご自身が重い病と闘いながらも、常に「人を楽しませたい」「恩返しをしたい」という想いを持ち続け、行動し続けた姿勢には、心から敬意を抱いています。

松原さんの生き方からは、自分の信じることを貫く勇気や、仲間を巻き込んでいく力の大切さを学びました。そして、彼の座右の銘である「結果を決めて、努力で帳尻を合わせる」という言葉にも、とても共感しています。

仕事においても、誰かのためになる行動や、自分なりの信念を持つことはとても重要だと感じています。カミコベで得た前向きなエネルギーや気づきを、これからも日々の仕事や人との関わりに活かしていきたいと思っています。

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